8月4〜6日まで行われる原水爆禁止2006世界大会をにらみ、平和社保委員会の主催で学習会が行われました。講師は、原水爆禁止東京協議会代表理事の柴田桂馬さんをお招きしました。
当日の参加は17名。「改めて平和について考える場となった」や「今後も核兵器をなくすための運動をがんばっていきたい」などの感想も聞かれました。 柴田さんのお話は、まず、今の情勢をしっかりと捉えること。地球規模で日本を「戦争する国」に変えようととる動きと「ふたたび過ちを繰り返さない」民衆の激しいたたかいがおこっていること。そして、日本の国民が果たす役割が国際的に大きな意味をもつことなどを話されました。
具体的な例として、全国で5千を超える9条の会ができていること。世界市民会議で「公正な世界秩序のため、すべての国の国会が、自国政府の戦争を禁止する日本国憲法9条のような決議を採択するよう話し合いがされたことなどのお話もありました。
2006世界大会の特徴は、(1)日本を「戦争する国」にしていく憲法・教育基本法改悪を許さないたたかい、米軍再編の名によって日本全体を米軍基地国家として強化することに反対するたたかいの広がり、前進の中で開催される大会(2)近畿原爆症集団訴訟の勝利の上にたって国の理不尽な控訴への抗議と被爆者行政を被爆者の身になって転換を求めるたたかいの高揚の中での開催(3)国連総会での核兵器全面禁止・廃絶国際条約締結の力関係をさらに大きく変えていく運動の前進をはかる世界大会。です。
城南保健生協では、今年も代表を派遣します。核兵器廃絶のために引き続き運動を前進させていきましょう。
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