総代の発言(要旨)


組合員から手遅れのがん患者さんを出さないために
野口昭彦評議員(城南福祉医療協会)
  城南福祉医療協会の健診事業部の野口です。昨年大田区の区民健診の受診率は23区最低だということがわかりました。昨年取り組みました大腸癌検診も5%という低い到達になっています。私たちは区民健診を受けやすくするための請願を行いまして、現在も継続審議になっています。但し新たな改悪は続いており、大田区では今年から区民健診の項目から65歳以下の胸部レントゲンがはずされたり、マンモグラフィー検査が抽選制に変えられてきています。私たちも座して待っているわけにはいかないので、城南保健生協の組合員さん向けの検診を創設します。かなり格安な料金で受診できますのでみなさんご利用下さい。

すずらん馬込を利用して
海老根紀子総代(馬込支部)
  母は83歳で左大腿部頚部骨折してからすずらん馬込を利用しています。内科的な疾患は心配ないのですが、2時間前の記憶がはっきりしないんです。現在、外には全くでれなくて、ヘルパーさんが来てくれていることで一日が平穏に暮らせています。すずらんに来てもらって良かったと思うのは3人のヘルパーさんが皆、同じように接してくれるんです。すずらん馬込では月に一度ヘルパー交流会があって交流や勉強会をしているそうです。それが利用者に生かされていると思います。私自身も生協のホームヘルパー養成講座を受講しています。年をとって生きていくことの意味がよくわかりました。興味のある方はぜひ受講してみて下さい。

きれいな空気を子どもたちへ
堀 弁護士(東京大気汚染裁判原告団)
  現在491名の原告の方が自動車メーカーの責任を裁判を行っています。この裁判で被害を救済する制度はありません。救済制度を作ってもお金を出す人がいなければいけない。だから自動車メーカーを相手取って裁判を行っているわけです。いすず自動車の担当者は「国が救済制度を作ったら、私たちは対応する」といっています。みなさんに現在取り組んでいる100万人署名に協力をお願いします。

入居者の「今」を大切にに支援
橋本雪子理事(虹の家みちづか)
  みちづかが開設して1年5ヶ月たった。1名の方が症状が安定して、自分の家に帰りました。入居者はインフルエンザにもかからず元気に過ごしています。花見に行ったり、焼き鳥をつまみにビールをにんで毎日を楽しく過ごしています。みんなの力を借りて一泊旅行にも行ってみたいと思います。とはいっても5分前のことは忘れてしまいます。その瞬間を大事に支援していきたいと思っています。それには地域の方や組合員の皆さんの力添えが必要です。よろしお願い致します。

うのきコミュニティーセンターご利用を
渋谷 要総代(鵜の木・雪谷支部)
  うのきコミュニティーセンターは保健生協で健康運動サポーター養成講座をはじめ各種学習会などに利用してもらっています。今後子育て支援のための場として相談会や勉強会などで保健生協で利用して頂ければと思います。それを通して保健生協に若い層の組合員が増えればよいと思っています。

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若者たちと高齢者とのつながりの中から…

ポストの数ほど高齢者の食事処を
名和厚子総代(大森・北・蒲田支部)
  大森西地域を中心に配食サービスを行っています。現在利用者は月20名、ボランティアは25名くらいで動いています。献立表は大森西の新婦人のパソコンクラブに作ってもらい、配達には若者のグループみつばちのメンバーと他団体との連携で行っています。けやきをやって良かったのはボランティア自身が「子どもから料理をほめられるようになった」「若い方との交流ができてよかった」などボランティアとっても有意義な活動であったと思います。

若い力を高齢者支援に
藤田真隆総代(大森西・北・蒲田支部)
  みつばちは若い力で高齢者支援を行おうとする団体です。主にヘルパーさんでは手が出せないような年末の大そうじやパソコンの出張講習で年賀はがきの作成のお手伝いも行いました。現在13名のメンバーで活動しています。大田病院で車いすの押し方の勉強をしたり、高齢者に対しても、我々スタッフの成長に対しても有意義な体験だったと思います。昨年の総代会でみなさんから寄せられたカンパは健康まつりの出店準備や勉強会の講師料に充てさせていただきました。どうもありがとうございました。

はじめての食事会
酒井一雄総代(西品川支部)
  三ツ木診療所では、はじめて食事会を実施しました。町会の会館を借りまして三ツ木診療所特性のカレーライス、野菜サラダ、煮物、デザートがついて450円の安さです。初めての試みで心配でしたが、みんあ喜んでいまして、またやって欲しいということでした。その後三ツ木診療所歯科の福原先生が歯のはなしをして下さいまして、中には三ツ木歯科の患者ではないのだけども、とてもいい話を聞いたという人もいました。これから定期的にやっていきたいと考えています。

スペースめおとざか
高島 進総代(馬込支部)
  スペースめおとざかでは、健康相談会を13回、ループループ体操19回、ミニ介護教室、大気汚染測定はスペースめおとざかに測定器械を運んで判定を行いました。食事会が3回、戦争体験を語り継ぐ会、前沢さんの心の旅ヨーロッパのスライド上映、まちなみチェックを3回行いました。私の住む東馬込では坂が急で、登った先が階段になっているところも何カ所かあり、車いすで生活する人にとっては大変なところだと思いました。都合様々な行事に750名くらいが参加しています。核となって活動できる人をふやせばもっといろんなことが可能だと思います。

仲間ふやしの年間目標を達成した支部活動
森 泰子総代(海岸・八潮支部)
  海岸・八潮では月2回南大井水神公園など3カ所で、年回16回の青空健康相談会を行い、のべ502名の方が健康チェックを受けました。また骨密度測定の反応が良くて10名が加入しました。班会も地道に続けで正しい歯の磨き方を今年の9月で2年になります。青空健康相談会で結びついた方で班会を2つ作ることも出来ました。このような活動を続けるなかで40名の目標を達成することができました。

気軽にできる仲間増やし
小関琴子評議員(大森西・北・蒲田支部)
  夫と2人で相談しまして、仲間増やしで30世帯の仲間を増やそうと決めました。しかし反省もあります。一口1000円で加入の訴えをしましたが何も一口じゃなくてもいいんですね。中には高齢の方で5口出してくれたかもいました。仲間増やしというのはどなたにも出来ることではないかと思います。隣近所、友人知人に気軽に声をかければ今日のスローガンにもあります「頼りになる保健生協」を大きく出来ると思います。

健康破壊・生活破壊・家庭破壊がひしひしと
工藤人喜江総代(鵜の木・雪谷支部)
  私は矢口の都営住宅に住んでいますですが、多くが高齢者世帯で、生活保護世帯、障害者世帯もあります。最近、矢口地域では古くからあった町医者が2件なくなりました。遠くの病院に通うには高齢者や障害者は大変な声をきいています。近くに診療所があればいいなあと思っています。救急車を呼んだらタクシーで行きなさいと言われた人も出てき始めています。健康破壊・生活破壊・家庭破壊が進んでいることをひしひしと感じています。生活保護を受けていても1ヶ月の半分くらいしかお金が持たない人もいます。息子さんがいても息子さん仕事がない、たまに仕事があっても遠くなので、その旅費がない、そんな相談がたくさんあります。そんな現状をみなさんに知っていただきたいと思いますし、保健生協が多くの人たちに期待されていると感じています。

班で年間計画を作成して、いきいき班活動
沖 武重総代(中延・旗の台支部)
  なでしこ班では第4月曜日に班会を行っています。青空健康相談では骨密度測定をを行い、9名の仲間ふやしができました。学習会は「ぼけ」「花粉症」をテーマに行っています。あと春と秋の遠足もやっていまして、柴又に行ってきました。「城南の保健」の手配りは10町会の範囲をやっています。今月の城南の保健にも載っていましたが民間救急車の問題があります。本当に大変な時代になっていると思います。今度都議会議員選挙がありますが、都立荏原病院の民営化の問題もありますので、このこともふくめてがんばりたいと思います。

健康運動サポーター養成講座の取り組みについて
小林秀男総代(大森・糀谷支部)
  保健教育委員会として去年の大きな取り組みは健康運動サポーター養成講座と保健教室です。参加者自らが参加して体験できる講座になるように工夫しました。例えば血圧測定も毎回繰り返し行いましたし、がんの告知アンケートに記入して医師にコメントしてもらうなど、実践的に行いました。健康運動サポターは申込者が多くて全員が受講できませんでした。参加者は最終回にみんなを指導する練習をし、鵜の木地域からの参加者でグループができたり、大森・糀谷支部でも新たに健康運動班会ができることになりました。

内容が豊富になった東京南部生協
森崎良光総代(東京南部生協班)
  東京南部生協の職場の中で班を作って活動をしています。健康に自信もあったので最初は健康チェックもうけていませんでしたが、やってみると高血圧や糖尿病の疑いもあることがわかりました。職場の若い人にも健康チェックを受けて健康で働ける状況をつくっていきたいと思います。東京南部生協と城南保健生協がいっしょになっておまつりをやろうということになりました。東京南部生協にとっても内容が豊富になって組合員さんからも歓迎をされました。このような取り組みをとおして職員はほとんど保健生協に加入しましたし、理事会のメンバーも「いつでも元気」を購読するようになりました。

城南ドルフィンの多彩な活動
久保田秀範総代(城南ドルフィン)
  現在、会員で運営委員会をつくり、広く会員を集めて活動を行っています。会員数は約70名、中には障害のある子どもも含まれています。春にはバーベキュー、夏には海の合宿、原水禁世界大会への代表派遣、記録会への参加、クリスマス会等を行っています。最近アクアビクスも流行っているので、もっと会員を増やしてという声もありますが、コーチの確保等の問題はありますが、おもしろいとりくみではないかと思っています。



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