そして…大腸がん検診を生活習慣病健診とセットに
昨年大田区議会に「生活習慣病健診ならびにがん検診の拡充を求める陳情書」を提出され、健康福祉委員会で議論されました。区民の健康を守るうえで欠かせないのが区民健診。大田区は2001年に「節目健診」を実施したため、受診者が大幅に落ち込みました。陳情項目は(1)40歳以上の区民に生活習慣病健診受診票を送付すること。(2)生活習慣病ならびにがん検診を通年で受けられるように改善すること。
(3)大腸がん検診については生活習慣病健診とセットとし、もれなく実施される方式に改善すること。の3点です。まもなく2005年度の生活習慣病健診が始まります。みなさんは左のグラフを見てどうお考えになりますか?
<グラフの説明>
大田区は23区平均をも大きく下回る受診率です。平均並みにするだけで、5万人にのぼる区民の健診の機会が保障されます。
受診方法にみる大田区の特徴
(1)「3大成人病がある人は原則受けられない」との但し書きは大田区だけ
(2)65歳以上にはもれなく受診票を送付する区が圧倒的。大田区は62歳以上偶数年齢。
(3)先着順で「予定人数に達すると〆切」というのは大田区と足立区だけ。
(4)品川区は40歳以上にもれなく受診票交付。通年で受診可。大腸がん検診もセットで可。 |
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