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路上禁煙へ健康できれいなまちづくりを世界禁煙デーとは? WHO(世界保健機関)が5月31日を禁煙デーとし、「たばこのない社会」をめざし、世界中で禁煙運動をすすめています。喫煙者に対しては、この日24時間喫煙を控えるよう呼びかけるとともに、各国の政府・自治体・諸機関に喫煙と健康問題についての認識を深め、適切な対策の実践を呼びかけています。 禁煙すると健康が戻る 長年たばこを吸っていても、禁煙するのに遅すぎることはありません。1990年に出版されたアメリカの公衆衛生長官の報告書には、「禁煙は性別、年齢、喫煙による病気の有無を問わず、すべての人々に大きくかつ迅速な健康改善をもたらす」と報告しています。禁煙により最も早くみられる改善はせきやたんなどの呼吸器症状や、呼吸器感染症にかかる危険が低下することです。早ければ1ヶ月以内に改善がみられます。 家庭で愛の分煙 ある調査では両親が喫煙する場合、3歳児で1・52倍も喘息様気管支炎になりやすく、1歳未満の幼児では親の喫煙によって非常に気管支炎や肺炎になりやすいことが報告されています。たばこを吸う人も愛する家族の健康のために家庭では我慢、我慢です。 医療生協の禁煙運動 医療生協ではWHOの呼びかけに応えて、毎年さまざまな企画ををもとに、禁煙運動をすすめています。各支部や班で創意あふれる取り組みを行いましょう。 たばこの吸い殻拾いで、腰痛も改善!?芝病院名誉院長の稲垣先生の場合 芝病院名誉院長の稲垣先生は、通勤途中のたばこの吸い殻拾いをすることによって、学園都市小金井のまちを美しくする運動に取り組んでいます。それが思わぬ副産物となって、腰痛が改善したとのことす。但し、写真のように正しい姿勢でおこなうことが大事だそうです。支部や班で自分たちの街のたばこの吸い殻拾いをやってみると、どこが汚れているのかわかるそうです。小金井市では法政大学通りが吸い殻がいちばん落ちているとのことで、大学に申し入れを行ったり小金井市に受動喫煙対策の提案を行っています。このことが評価され、東京都が定めている8月1日の「道の日」に感謝状を贈られました。
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