医療者と患者さまがともにすすめる医療をめざして

カルテ開示を行っています

 大田病院では地域の人々とともに歩む、安心してかかれる病院をめざして努力しています。患者さまと患者さまの診療情報を共有しながら医療を行うことは、当院の医療方針のなかで特に重視されるべきものであると考えています。今回、外来や入院中の検査データや、医師の治療方針記録を見られるようにして欲しいという要望にお応えするために、「カルテの開示」を行えるように整備してきました。具体的には以下の方法となります。

受付窓口で「カルテ開示を希望したい」とお声をかけて下さい。

患者さまより カルテを持って帰れますか?
大田病院から 診療録自体は法律的にも病院に保管義務がありますので、そのものをお渡しすることはできません。


患者さまより 言えばすぐ見せてもらえますか?
大田病院から 申請から2週間以内に、開示できる場所や必要な場合、説明を行える体制の整備をしての開示としています。複写の要望にもお応えします。


患者さまより 見て、内容がわかりますか?
大田病院から 職員も患者さまにお見せすることを前提に外国語の使用はできるだけ避け、なるべく平易な言葉で書かれた診療録を作成するよう心がけています。


患者さまより 誰でも見ることができますか?
大田病院から 患者さまのプライバシーですので、患者さま本人か、患者さまが同意した方に限らせていただいています。

 本来は主治医から十分納得いく説明を受けることが望ましいのですが、それを補う形でこの制度を利用していただければと思います。

(大田病院報「健康のかけはし」より転載)

 

 

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