みなさんは毎年健康診断を受けていますか？各自治体は、四〇歳以上の方を対象に無料の健康診断を行っています。近年、食生活やライフスタイルが変化し、肥満、高血圧、高脂血症、糖尿病といった成人病が増加しています。これらの疾患を放っておくと脳梗塞や心筋梗塞を引き起こし、元気で自立した高齢期を送ることが出来なくなります。組合員の皆さんが受け忘れることのないよう、家族や知り合いの方も誘い合わせて、生活習慣病健診をうけるようにしましょう。

協力医療機関の受け入れ体制について

　城南福祉医療協会の各医療機関では、区民健診を成人病予防の観点から重要視しています。診療時間内はもちろんですが、各医療機関によって特別に健診日を設けていますので、問い合わせて下さい。

大田区の受信申し込みについて

　大田区は三年前より期間の制限や申し込み方法の変更が相次ぎ、気軽に指定医療機関で受診が出来なくなりました。一昨年から若干改善されましたが年齢によって申し込み方法が違います。表を参考にして下さい。

○平成一五年七月一日〜一六年一月三一日に大田区の生活習慣病健診を受診した方には受診票が郵送されてきます。
○対象となるのは、区内在住（区内に住民票がある方）で昭和四〇年三月三一日までに生まれた方です。
○健診を受けるには、受診票が必要です。受診票は年齢によって区から郵送される方と、はがきでの申し込みが必要な方に分かれます。
○受診期間は平成一六年七月一日〜一七年一月三一日までです。
ただし職場などで健診を受ける機会のある方は受診できません。また、高血圧、糖尿病、高脂血症、糖尿病で加療中の方は原則として受診できませんが、医師の判断で出来る場合がありますので、必ずご相談下さい。

はがきの書き方
　（一枚につき一人です）

ご存じでしたか？
◎生活習慣病健康診査時に、Ｃ型Ｂ型肝炎ウイルス検診を受診できます。
【対象】
（１） 40、45、50、65、70歳の方。（４月１日〜来年３月３１日の間にこの年齢になる方）
（２） 過去に肝機能異常を指摘された方。
（３） 広範な外科的処置を受けたことがある方か妊娠・分娩時に多量に出血したことがあり、定期的に肝機能検査を受けていない方。
（４） 今回の生活習慣病基本健診でGPTの値が要指導の方。
＊過去にこの検診や同様の検診を受診した方と、現在ウイルス性肝炎の治療をしている方は除きます。