八丈島協立歯科診療所 離島歯科医療に大きな貢献

今年三月で二六年の歴史にピリオド

 一九七八年歯科無医村といえる状態だった伊豆七島のひとつ八丈島に、歯科医療の充実という島民の願いに応えるため、地域住民「黒潮会」と民医連関係者によって、八丈島協立歯科診療所が開設しました。開設当初、大田歯科より歯科医師、衛生士、技工士を三ヶ月から一年のローテーションを組んで診療を行いました。その後、歯科医院が五件に増え、島民の虫歯罹患率もどんどんと減っていきました。また、ここ五年間の間には離島医療に対する東京都からの依頼に応え、青ヶ島にも巡回診療を行ってきました。
  この間の八丈島全体の歯科医療供給体制が充実してきたこともあり、二〇〇四年三月をもって一般歯科診療を閉鎖いたしました。閉鎖の三月最終日には八丈島町長から直接感謝状を頂きました。
町長御自身が八丈協立歯科の患者でもありました。長い間支えて頂いた関係各位の皆様には、この紙面をお借りしてお礼をのべさせて頂きます。ありがとうございました。
  尚、一年三ヶ月、最後の所長として任期を努められた疋田先生は、品川区の三ツ木歯科診療所で診療にあたっています。今後ともよろしくお願い致します。

三ツ木歯科診療所の医師体制が充実

 二〇〇三年度は、医師一人体制で大田歯科からの応援で診療を行ってきました。この間、患者さんには不自由やご不満も合ったことと思います。
二〇〇四年四月から八丈島より出向任期を終えた疋田先生が三ツ木歯科で診療にあたります。福原所長を含め、医師二名、歯科衛生士三名、歯科技工士一名、パート一名の体制で診療を行っていきます。尚、訪問診療も引き続き行っておりますので、ご希望の方は気軽にご相談下さい。またお知り合いの方をご紹介ください。これからも皆さんの要望に応えられるような歯科診療を行って行きたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

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