ゆたか病院では隔月で城南保健生協豊支部のみなさんや利用されている患者様といっしょに利用委員会を開催しています。病院、訪問看護ステーション、薬局などの経営や医療内容の特徴についての報告と投書箱の内容の検討や地域で聞こえてきた苦情や評判などを率直にあげてもらい、少しでも利用しやすい病院、事業所にしていこうというのがねらいです。
今回は一月三〇日に昨年城南福祉医療協会から出された「新大田病院建設を成功させるために」の提案にふれて、地域のみなさんの意見や要望を聞くことを中心テーマに話し合いました。
最初に権守院長から「新大田病院建設」の内容についてこの間の歴史的経過や現状および経営計画等について報告されました。地域のみなさんからは「大田病院も古くなったがゆたか病院も古くなった」「この地域(二葉・豊・戸越)には診療所やクリニックが三〇ヶ所もあるが病床を持っているのはゆたか病院だけ。ゆたか病院のことだけでなく、品川全体の医療、福祉をいっそう充実させていく立場から考えていきたい」「エレベーターの設置は本当に無理か」などの意見が出されました。また今後の展開としてはデイケアやデイサービスの検討も出されるなど、品川の医療、福祉全般についての意見も出されました。最後にもっと多くの方々から意見を聞くような場を設けることを確認しました。
(ゆたか病院事務長 伊藤邦夫) |