大田病院 療養病棟を開設へ

 大田病院では9月1日から、療養病棟を開設しました。療養病棟は旧2病棟があったところを改造し、患者さん一人当たりの病床面積も拡大されました。当面は25床の稼動ですが10月1日からは41床の稼動になりました。
 療養病棟といっても耳慣れない方が多いと思います。今月は、これから組合員のみなさんに利用いただくためにも療養病棟の特性や利用にあたってのルールをQ&Aで説明します。

Q1そもそも療養病棟って何?
 A療養病棟は急性期治療を終え、病状は安定したが自宅に帰るまでのリハビリが必要な患者さんや自宅での受け入れ準備を整えるのに期間が必要な患者さん、施設に入所するまでに一定の時間を要する患者さんが利用します。療養病棟では患者さんの病状に応じた医学的管理、健康管理と自立した生活を支える介護、リハビリを中心に活動します。

Q2なぜ療養病棟を開設したのですか?
 A現在の大田病院における入院医療の現状は急性期医療と病状の安定した社会復帰をめざす介護やリハビリ中心の医療が混在しています。地域の組合員さんから「もう少し入院させてほしかった」という声が聞かれます。このようなある程度長期入院の要望にも応える必要があります。城南3法人で在宅での医療・福祉・介護のネットワークづくりを行ってきましたが、在宅の利用者の短期入院にも応えることができます。

Q3どういう人たちが利用できますか?
 A長期臥床のため、リハビリが必要な患者様や片マヒの方でリハビリが必要な患者様、在宅の短期入院を必要とする患者様等に利用できます。利用入院については個別対応していますので、ご相談下さい。

Q4城南法人以外の病院にかかっていますが、利用は可能ですか?
 A利用は可能です。ぜひご相談下さい。

細田医師より
 今までの一般病棟とは全く違った発想でとりくまなければと思っています。療養病棟は患者様が日々の生活をいかに楽しく過ごせるかどうかがとても重要です。また地域の方がたいへんな思いで介護をなさっているのを改めて感じています。

中里看護師長より
 寝たきりのひともレクリエーションのときにボウリングをしたり、活発な生活を送れるようになっている方もいます。「利用して良かった!」と言われる療養病棟にしていきたいと思います。地域の方やケアマネージャーの方の意見を取り入れながら、少しづつ改善していきます。

写真
リハビリの一つレクリエーションも

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