すずらん ホームヘルパー奮闘記

小松裕子

 私はすずらんに来る前は他の会社でヘルパーをしていました。オムツ交換や入浴が主な仕事でしたが、その中で1軒忘れられない利用者さんがいます。その方はリュウマチや骨粗鬆(こつそしょう)症、首の骨がずれているなど大変重度な方で、下手に触ると命が危ないという状態でした。私はそんな方は初めてだったのですが、その方自身から高齢者が食べやすい食事の作り方、重度な方への身体アプローチの方法など全て教えてもらいました。いわば私がヘルパーとして成長する上で多くを教えてくれた先生です。その方はもう亡くなられましたが、本当に良い出会いだったと思います。

 ヘルパーの仕事は多くの人と出会い、人生の先輩達からたくさん勉強させてもらえるお仕事です。今、私はすずらんでヘルパーさんの派遣調整を主に行っていますが、ヘルパーさんと利用者さんの素敵な出会いがあればいいなあといつも考えています。よければ皆さんもヘルパーになって素敵な出会いをしてみませんか? 組合員さんの皆さんをお待ちしています。 

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